【旅photo】福島・大内宿(前編)〜里山の風景〜
1.はじめに
唐突ですが、旅には3つほど楽しみがあると思います。
1つ目は「計画する」。
ぶらり気ままな旅という風なものもあると思いますが、それにしたって北に行こうか南に行こうかくらいは計画すると思います。
だいたいはどこそこを見たいとか、なにが食べたいだとか計画しますよね。
どこを通ったら良いかとか、あそこに泊まりたいだとか。
この計画がわくわくして楽しいものですよね。
2つ目は「旅行中」。
これはまあ当然なんですが、知らない土地でおいしいものに出会ったり、知らない言葉を聞いたり、見たこともない景色を見たり、計画中ではわからなかったその土地の空気を感じることができます。
個人的にはこの「土地の空気を感じる」ことがすごく好きです。
世界中当然空気は同じなんですが、香りなどなどなんとなく違うような気がします。
嗅覚やらで思い出として脳に焼き付けます。
3つ目は「思い出」。
「去年はあそこに行った」、「なにが美味しかった」と思い出すわけです。
思い出すとまた行きたいなあなんてことで毎年恒例になったりならなかったり。
我々カメラマンの活躍するシーンとしてこの「思い出」を残すというところが挙げられますね。
普段、レンズを買ったといえばしかめ面をされますが、思い出を綺麗に残すと感謝してもらえるものです。
おみやげのおまんじゅうは食べてしまえば無くなってしまいますが写真は半永久的に残りますし腐ったりもしませんね。
とおまんじゅうを食べながら書いているわけなんですが。
さて今回、福島は大内宿に行ってきましたのでご紹介したいと思います。
2.大内宿について
その名の通りかつての宿場町が保存、活用されている場所です。
結構有名ですので既にご存じの方も多いかと思います。
以前小さい頃に一度訪れましたが、小さいときの記憶というのはおいそれと思い出せなくなってしまうものですね。
リンクを貼っておきます。
3.いざ大内宿へ!
郡山を8時に出発して、腹ごしらえをして大内宿へと向かいます。
この道中の風景が素晴らしかったです。
田園風景ってなんであんなにほっとするんでしょうか。
紅葉の時期ということもあり、山道を走っていて周囲は色とりどりに染まっていました。
こんな景色の中をドライブできてそれだけでも楽しかったです。
空が広い・・・。
右の湖は「羽鳥湖」です。
山道をくねくね走って・・・
到着!
気持ちよく晴れてくれました。
紅葉と大内宿。
大内宿では、NIKKOR Z 35mm f/1.8 Sを使用しました。
こういうときに24-70mmのズームレンズなんかあると便利なのかなと思うのですが、ないものねだりしても仕方ありません。
いや35mmの単焦点レンズが好きなんでして、こんなに使い勝手の良いレンズに出会えて感謝してます。
Fマウントの50mmも持っているんですが、個人的にはやっぱり35mmを使ってしまいます。
まず映る範囲がちょうど良い。
景色もスナップも可愛い彼女も美味しいご飯も全部撮れます。
旅行中はこれしかないと思っていましたが想像通りの快適さ。
快適と言えば約370gという軽さ。Z6Ⅱが約705gですから1kgちょいですね。
あれ、超軽くはないな・・・笑
猫カフェでは左手に猫じゃらし、右手にカメラといった格好で振り回してるのですが、もしかしたら右手親指の腱鞘炎の原因はこれかしら・・・。
まあかつて剣道や居合で鍛えられてますので1kgなんかなんともないのですが。
カメラの話はほどほどにして。
道の脇には綺麗な水路があり、水音が心地良く響いています。
こういうの好きなんですよ。
近くに水のある環境って良いなあと思います。
昔来た時はここに虹鱒を網に入れて泳がせていた記憶があります。
茅葺き屋根って風情がありますよね。
小さくおばあちゃんが写ってるのもまた。
途中まで行くと鳥居があります。
くぐってしばらく歩いていくと
良い雰囲気の神社があります。
木漏れ日が素敵でした。
おなかも空いてきたので、計画していたお蕎麦屋さんへ。
こめやさん。
名物が・・・
ねぎで食べるおそば。
ねぎでたぐりながら食べて、薬味としてねぎをかじるというもの。
ねぎが甘くて、おそばもおいしくて、奇を衒ったものではない逸品でした。
食後はゆっくり散策して、定番の撮影スポットへ。
やっぱり良いですね。
この後おせんべいやら岩魚を食べたりカフェに行ったりしたのですが、思いのほか写真が多くなり長くなってきたので、おやつは次回ご紹介したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回につづく